HYROXの大会情報の追い方とは、公式のレース一覧・各大会のレースページ・リザルトサイトという3つの面を使い分けて、大会の存在と日程を常に一次情報で確認する手順のことです。
結論から言うと、大会名を検索して探すやり方は破綻します。HYROXの大会名にはタイトルスポンサーが付き、シーズンごとに変わるからです。2026年9月6日時点で公式のレース一覧に並ぶ119件の大会カードのうち、45件は名称が「HYROX」で始まらず、スポンサー名が先頭に付いています。去年の名前で検索し続けると、同じ都市の大会を見落とします。
なお、チケット発売の通知を受け取る仕組みそのものはHYROXチケット発売はいつ?通知登録と売り切れ対策にまとめています。この記事は通知の設定ではなく、大会そのものを見つけて追い続けるための情報源の使い分けを扱います。

この記事の要点
- 公式のレース一覧は2026年9月6日時点で119件(うち子ども向けのYoungstarsが13件)を掲載し、ヨーロッパ60・北米29・アジア太平洋21・アフリカ5・南米4という内訳です
- 119件のうち45件はタイトルスポンサー付きの名称で、大会名は固定ではありません
- レースページの表示は4状態しかなく、状態を読めば「今やるべきこと」が決まります
- チケットは公式サイト本体ではなく、国ごとのチケット販売サイトで売られます
- リザルトサイト側にも「Upcoming」「Start List」があり、大会の実在と部門構成を裏取りできます
対象読者
海外のHYROXに出たい、あるいは応援に行きたい人で、どの大会がいつあるのかを自分で正確に調べたい人。SNSで見かけた大会情報の真偽を確かめたい人。
読了後にできること
公式のレース一覧から目的の大会を絞り込み、レースページの表示状態から次の行動を決められるようになります。うわさレベルの情報を、一次情報で確かめる手順も身につきます。
追うべき公式の面は3つだけ
| 面 | 何が分かるか | 見るタイミング |
|---|---|---|
| レース一覧(Find My Race) | どの都市に、いつ、どの種別の大会があるか | 月1回。遠征の候補を洗い直すとき |
| 各大会のレースページ | 会場・受付・暫定スケジュール・チケットの状態と変更条件 | 候補を絞ったあと。発売前後は週1回 |
| リザルトサイト | 過去の結果、出走リスト、シーズンの区切り | 大会の実在確認、部門構成の確認、当日 |
この3面以外は、すべて二次情報だと考えてかまいません。SNSやニュース記事は速報として役に立ちますが、日程と会場の確定は必ずこの3面で取り直します。
大会名は毎シーズン変わる
レース一覧に並ぶ名称を見ると、名前が固定でないことがすぐ分かります。2026年9月6日時点のアジア太平洋の例では、韓国のソウル大会は航空会社が、香港とシンガポールは保険会社が、大阪・バンコク・ブリスベン・メルボルンは自動車ブランドが、それぞれ冠に付いています。2027年6月の世界選手権はスポーツブランドが冠です。台北と名古屋は、同じ時点では冠なしの名称で掲載されています。
つまり、都市名で探すのが唯一安定した探し方です。「HYROX+都市名」で公式のレースページに直接たどり着くか、レース一覧の大陸フィルタで絞るのが確実です。大会名でブックマークしていると、シーズンが変わったときにリンク切れや別大会への誤着地が起きます。
レース一覧の読み方
カードに並ぶ情報
レース一覧のカードには、都市の3文字コード(例:ソウルはSEL、香港はHKG、大阪はOSA、名古屋はNGO)、大会名、開始日と終了日が並びます。絞り込みは大陸単位でかけられ、大人向けの大会と子ども向けのYoungstarsが別種別として扱われています。
日本から近いアジアの大会
2026年9月6日時点でアジア太平洋に掲載されている大会のうち、日本から距離が近いものを抜き出すと次のとおりです。日程は、この時点で一覧に掲載されている内容です。

| 都市コード | 大会 | 掲載されている日程 |
|---|---|---|
| SEL | ソウル | 2026年11月13〜15日 |
| SGP | シンガポール | 2026年11月26〜29日 |
| KUL | クアラルンプール | 2026年12月10〜13日 |
| HKG | 香港 | 2027年1月7〜10日 |
| OSA | 大阪 | 2027年1月21〜25日 |
| BKK | バンコク | 2027年2月11〜14日 |
| TPE | 台北 | 2027年3月12〜14日 |
| BNE | ブリスベン | 2027年3月31日〜4月4日 |
| NGO | 名古屋 | 2027年4月16〜18日 |
| ICN | 仁川 | 2027年5月13〜16日 |
| HKG | 世界選手権(香港) | 2027年6月10〜13日 |
大会日程と自分の出走日は別
開催日数が3日の大会と5日の大会が混在している点に注目してください。日数が長い大会は部門が日ごとに割り振られるため、「大会の日程」と「自分の出走日」は別物です。旅程を決める前に、レースページの暫定スケジュールで自分の部門がどの曜日かを確認します。
日本国内の大会だけを追いたい場合は、日本大会の次の開催予定にまとめています。
レースページで読み取れる4つの状態

各大会のレースページは、次の4つの状態のいずれかです。状態が読めれば、次にやることが自動的に決まります。
| 状態 | ページ上の見え方 | 次にやること |
|---|---|---|
| 発売前 | 「Ticket sales start soon」の一文があり、購入ボタンがない | 通知を受け取れる状態にして待つ。日程だけメモする |
| 発売中 | 「Buy Tickets here」の下に選手チケットと観戦チケットのボタンが並ぶ | 部門とアドオンを決めて購入する |
| 詳細未定 | スケジュールや受付の欄が「TBC」 | 旅程を固定しない。定期的に見に行く |
| 暫定公開 | スケジュールに「Provisional, subject to change」の注記 | 出走日の候補を複数持って準備する |
同じアジアでも状態はばらつく
2026年9月6日時点では、香港・ソウル・クアラルンプールは発売中の表示、台北・大阪・名古屋・仁川・ブリスベンは「Ticket sales start soon」の表示でした。同じアジアの大会でも状態がばらつくので、候補を複数持っている人ほど定期確認の価値が上がります。
ページは何度も見に行く
各大会ページには、大会が近づくにつれて選手向け情報が追加されること、個別のスタート時刻はおよそ3日前に掲載されることも書かれています。ページは一度読んで終わりではなく、状態が変わる前提で見に行く対象です。
チケットは国別のサイトで売られる
見落としやすい構造がこれです。レースページの購入ボタンは、公式サイト本体ではなく国ごとのチケット販売サイトへ遷移します。2026年9月6日時点では、香港・韓国・マレーシアがそれぞれ別ドメインのチケットページを持っていました。
この構造から実務的に効いてくるのは次の3点です。
- チケット価格はレースページには載っていないので、価格を知るには遷移先まで進む必要がある
- 表示言語と通貨が遷移先で変わるため、決済時の通貨を確認する
- 遷移先のドメインが大会ごとに違うので、非公式の転売サイトと見分けるには必ずレースページのボタンから入る
検索結果に出てきたチケットサイトを直接開くのではなく、公式のレースページを経由する習慣にしておくと、この判別を毎回しなくて済みます。
リザルト側から裏取りする
公式のリザルトサイトには、過去の結果だけでなく、これから行われる大会の情報も並びます。シーズン単位(Season 26/27など)で切り替えられ、「Upcoming」や「Start List」から出走予定を確認できます。
使いどころは2つです。
- 大会の実在確認 — 名称が変わっている大会でも、リザルト側のシーズン一覧に並んでいれば公式のカレンダーに乗っています
- 部門構成の確認 — 過去大会の結果ページでは、その大会で実施された部門が曜日ごとに並びます。次回の構成を推測する材料になります
自分の記録の探し方はHYROXの結果はどこで見る?公式リザルトの探し方に手順をまとめています。
うわさ情報を3ステップで確かめる
「◯◯で開催されるらしい」という話を見かけたときの手順です。
- レース一覧で都市名を探す — 掲載されていれば、日程はそこが基準になります
- レースページを開いて状態を見る — 発売前か発売中か、スケジュールがTBCかを確認します
- リザルト側のシーズン一覧と突き合わせる — 一覧とリザルトの両方に存在すれば、確度は高いと判断できます
3つのどれにも出てこない場合、その情報は「まだ公式には出ていない」と扱うのが正しい判断です。開催が噂されている都市を旅程に組み込むのは、レース一覧に載ってからで間に合います。
追い方を仕組みにする
月1回15分で足ります。
- レース一覧を大陸フィルタで開き、候補都市の日程が変わっていないか見る
- 候補大会のレースページを開き、状態が変わっていないか見る(発売前→発売中の変化がいちばん重要)
- 出走日が絡む大会は、暫定スケジュールの更新有無を確認する
これに加えて、公式のニュースレター登録と、公式のInstagram・YouTubeをフォローしておけば、発売や制度変更を受け身でも拾えます。テクニカルブリーフィングの動画も公式のYouTubeで公開されます。
よくある失敗
- 去年の大会名で検索し続ける — 冠スポンサーが変わると別名になります。都市名で探してください
- 大会の日程と自分の出走日を同一視する — 5日開催の大会では部門が日ごとに分かれます
- 暫定スケジュールで航空券を固める — 「Provisional」は変更されうるという意味です
- 検索で出てきたチケットサイトを直接開く — 公式のレースページのボタンから入るのが安全です
- SNSの速報だけで旅程を組む — 日程と会場は3面で取り直します
- 一度確認して終わりにする — 発売前のページは、告知なく状態が変わります
FAQ
Q. HYROXの大会は世界で何大会ありますか?
A. 2026年9月6日時点の公式レース一覧には119件の大会カードが並び、うち13件は子ども向けのYoungstarsです。大陸別ではヨーロッパ60、北米29、アジア太平洋21、アフリカ5、南米4という内訳でした。シーズン中も追加されるため、最新は公式のレース一覧で確認してください。
Q. 大会名が去年と違うのはなぜですか?
A. タイトルスポンサーが名称に付くためです。2026年9月6日時点の一覧では、119件のうち45件がスポンサー名で始まる名称でした。同じ都市でもシーズンごとに冠が変わることがあるので、都市名で追うのが確実です。
Q. 日程はどこを見るのが正しいですか?
A. 公式のレース一覧に表示される開始日・終了日が基準です。ただし自分の出走日は、各大会のレースページに掲載される暫定スケジュールで確認します。個別のスタート時刻は大会のおよそ3日前に掲載されます。
Q. チケットが発売中かどうかはどう見分けますか?
A. レースページに「Buy Tickets here」と選手チケット・観戦チケットのボタンが出ていれば発売中、「Ticket sales start soon」の一文だけなら発売前です。
Q. 発売日は事前に告知されますか?
A. 発売日そのものがカレンダーで予告されるとは限りません。ページの表示が切り替わることで発売が分かる形になっています。通知の受け取り方はチケット発売の通知登録ガイドにまとめています。
Q. まだ一覧に載っていない都市の開催情報を見かけました。信じていいですか?
A. レース一覧・レースページ・リザルトの3面のどれにも出ていない段階では、公式には確認できない情報として扱ってください。旅程や予算を動かすのは、一覧に掲載されてからで間に合います。
Q. 日本語で大会情報を追う方法はありますか?
A. 公式サイトには地域切り替えがあり、日本向けのページでは日本語表示を選べます。ただしレースページやルールブックなど、英語のままの情報も残ります。英語表示で何を読むかは海外HYROXの英語ガイドにまとめています。
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参考・出典
- HYROX公式レース一覧 Find My Race(掲載大会数・大陸別内訳・都市コード・大会名・日程): https://hyrox.com/find-my-race/
- HYROX Osakaレースページ(発売前表示・暫定スケジュールの注記): https://hyrox.com/event/byd-hyrox-osaka/
- HYROX Hong Kongレースページ(発売中表示・チケット導線): https://hyrox.com/event/hyrox-hong-kong/
- HYROX公式リザルトサイト(シーズン区分・Upcoming・Start List): https://results.hyrox.com/
最終更新日: 2026年9月6日
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